今回参加してくださったKENさんの寄稿文と写真を数回に分けて掲載いたします。

KENさんは有能で多才な「大型新人」の一人です。
ご覧の通り文章は達筆で写真も上手。

定年後、元極の修錬に励みながら文筆活動にも精魂を注いでいます。

新人ならではの紀行文と、彼の文学作品(ホームページにて公開)を堪能してください。


KENさんのHPアドレス:
http://shazo.jp
http://shazo.world.coocan.jp

携帯からのアクセスは以下の通りです。
http://mobile.shazo.jp

では、ゆっくりとお楽しみください。





蓮花山-それは悠久の理想郷だった。
静かに佇む建物と、碑群、和を象徴する造形物そして其処に居る人々の穏やかで、愛に満ちた姿。
一歩足を踏み入れた途端に展開される調和に満ちた空間だった。

東北関東大震災、大津波、そしてそれに追い打ちをかけるように起きた原発事故。
東北地方を襲った大災害で、日本全体が打ちのめされ、一日中、耳に、目に飛び込んで来る耐えられないほどの人々の苦しみに、心が塞ぎ、身体も活気を失っていた。
ツアーに参加することも憚られたが、気持ちを切り替えるために思い切って出掛けることにした。

3月27日、沼津にお住まいの米強先生に引率していただいて蓮花山ツアーがスタートした。
飛行機は午後1時50分羽田を飛び立って、一路北京に向かった。
メンバーは米強先生と12名の元極学を学ぶ者たち。

北京国際空港は世界一の大きさというだけあって、広大で活気に満ちた空港だった。
シャトル・トレインで国内線空港に移動し、空港地下のレストラン街で夕食を済ませた。
これが本ツアー最初の中華料理だった。
夕食を済ますと国内線に乗り換え、11時近くに武漢空港に到着した。
日本との時差は1時間、海外旅行という感覚は薄い。待っていた小型バスに詰め込まれ、振動の多い舗装道路を一路蓮花山に向かった。

強行軍だ。
ホテルに着いたときには既に翌日の午前1時を回っていた。
ホテルの設備は決して良いとは言えなかった。
蓮花山に何回も来ている人たちは「これでもずいぶん改善されたんだ」と口々に言う。

翌朝は6時に起床した。
身体はまだすっきり目覚めていない。
疲弊した心身が耐えられるかどうか心配だった。
朝食は野菜中心の中華料理だった。
参加者は皆元気そうに見える。
いつも同じようなパターンで蓮花山の日程がスタートするとのことだった。


つづく






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