2010.06.24 暑前見舞い
「暑前」?

そうです。
「暑中」を間違えたわけではありません。
時が移り変わり、夏至が過ぎて、夏本番の「暑中」に入ろうとするところ。

ご周知の通り、元極修錬の三要素の一つとして、天の時というのがあります。
その中では、とりわけ、二十四節気は重要です。
二十四節気の中で、集中的に励む時期として重要視されているのは、「暑中」の大暑(たいしょ)と小暑(しょうしょ)の間です。
今年は七月七日―八月八日になります。

ちなみに、「寒中」の小寒、大寒も大事な時期でもあります。
つまり、一年のうちにもっとも暑い、寒い時を利用することです。

その訳は、陰陽転換の理にあります。
もっとも暑いことは、陰陽の「陽」を極めることを意味しています。
すなわち頂点に達した「陽」は「陰」に変身するのです。

気候変化の場合は、暑気(陽)がだんだん強くになるにつれて衰えていき、涼しさ、寒気(陰)が少しずつ盛んになり始めるのです。
生き物としての人間は、身体の中でも似たようなエネルギー(気)の変化が行われています。

タイミングを逃さず自然変化の波に上手に乗ることは、修練の醍醐味になろう。
ゆえに、暑くなる前に皆さんに声をかけるのです。